受け口とは?
受け口の治療について
受け口の治療には、幼児・小児のうちに歯列矯正を行い上アゴの成長をサポートし受け口を改善するものと、骨の成長が終了した後に、手術をして受け口を改善するものがあります。
幼児・小児の受け口には成長をサポートする治療、成人の受け口には歯列矯正・手術併用による治療とあらゆる受け口の治療を行っています。
口腔外科専門医と矯正歯科の認定医が、患者さまの年齢や受け口の状態を診察し、各患者さまに適した治療を行います。他院で改善できなかった受け口でも、顎矯正手術により改善させることが可能です。
鶴木クリニックは、受け口など顎変形症の専門クリニックです。
成人の受け口について
骨格のズレが大きい場合
骨格のズレが大きい場合には、歯を本来の傾斜に改善した後、上アゴと下アゴのズレを手術にて修正いたします。この場合、アゴの位置も改れるため、噛みあわせが良くなるだけではなく、顔の形も自然な美しい形となります。(アゴが正常に発育した本来のあなたの顔になります。)
骨格のズレが小さい場合
骨格のズレが小さい場合には、歯列矯正単独で治療することも可能です。
※骨格のズレが大きいにも関わらず矯正治療単独で治療をした場合、歯を無理に傾斜させる必要があるため、歯に負担がかかったり、後戻りがおきたりすることがあります。また、顔の形の改善も望めません。
幼児・小児の受け口について
幼児の受け口
3歳時健診でおおよそ、4~5%(およそ4~5万人)が該当するといわれています。そのうち自然治癒するものが約1割といわれています。
幼児のうちに、受け口を改善する方法として、『ムーシールド』を装着する治療法があります。
これは、『ムーシールド』とよばれる『マウスピース』を夜間に装着することにより舌の位置を上げ、上アゴの成長を促し受け口を治すものです。
対象は3~6歳で、各個人によって違いがありますが、多くの症例で6カ月~1年で効果がみらます。幼児期の受け口は、早期治療で問題解決することもありますので、早めに受診されることをおすすめします。
小児の治療について
小児の受け口治療は、アゴの成長に介入して受け口を改善するものです。
成長をコントロールすることは簡単なことではなく、小児期に受け口の治療をしたのにも関わらず、受け口が治らないということもあります。
また小児期に受け口が治っても、成長により成人で再度受け口になることもあります。
そのような場合でも、顎変形症の専門である鶴木クリニックは、成人の受け口治療を行えますので、最終的には受け口を改善することができます。(難症例にも対応できるということです。)
※手術を必要とするような顎変形症で、機能的障害をともなうものは健康保険が適応されます。
※矯正治療単独の治療には健康保険の適応はされません。
※手術前矯正にて歯の傾斜を改善すると、一時的に受け口が大きくなります。