5章 10タイプ別 フェイスタイプ

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5章 10タイプ別 フェイスタイプ

横顔を下記の観点から分類します。

  • 縦軸を顔の長さ
  • 横軸をアゴの前後のズレ

専門的には様々な分類があるのですが、その中からいくつかピックアップ。読者のみなさんに分かりやすいよう表にしました。

顎矯正外科の治療は、基本的にNo.5☆の骨格を目指しています。

それぞれの顔の変形には程度の差があり、No.5を中心にどの方向にどれだけ変形しているのかについては個人ごとに違います。 No.5(平均顔)に近づけるためには、歯列矯正だけで済む方(歯並びが根本原因)から、手術を必要とする方(アゴの骨のレベルの問題)まで様々です。

下記表ではNo.1〜No.10までタイプ分けをするとともに、各タイプの特徴を図を使って説明しています。オレンジの部分がアゴの骨、黄色が歯列部分となります。オレンジ色の部分すなわち、アゴの骨が大きくずれている場合には手術が必要です。また黄色の部分に顔の変形の原因がある場合は歯列矯正のみで治療可能です。

※補足:顎矯正外科では、治療の最後に顔の形のバランスを考えながら下アゴの先端部分「オトガイ」を整えます。

タイプ別特徴

No.1 顔が短く下アゴがさらに食い込んでいる。いわゆる丸顔。
No.2 平均顔、短い顔。いわゆるかわいい顔の骨格。
アゴの位置に大きなズレはないので、手術の必要はない。歯列矯正で歯並びを整えれば良い。
No.3 下アゴ前に長く、顔が短い。
No.4 顔の長さは正常。上アゴ。(歯が前にでている)
下アゴは下がっている。
☆ No.5 正常顔。骨を整える必要はない。歯列矯正でOK。
No.6 下アゴが長い。顔が長い。
No.7 上アゴが前下方に長く、下アゴ短い。顔が長い。(特に上アゴ)
ガミースマイル。(上アゴが長いので歯肉がみえる)
No.8 長い顔で上下のアゴの調和がとれている方。
No.9 下アゴが長い。顔が長い。
No.10 上下のアゴがでている。(口元がもっこりしている)
・軽度の人は、上下の歯を抜いて歯列矯正でなおす。
・あまりにも上下の骨が前方に出ている場合は、顎矯正手術が必要。

顎変形症コラム納得して治療を受けるために